介助マニュアル

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コミュニケーション

介護には色々な支援内容がありますが、1番難しくて、大切なのは コミュニケーションだと思います。 一方的に話すのではなく、まずは聞き上手になりましょう。 聞くだけでも、信頼関係が持てるようになります。 常に相手の気持ちを考えて、会話をしてみましょう。 支援に入った時のコミュニケーションは、友達や家族ではないという自覚を持つ必要があります。 挨 拶 初めての利用者さん宅に訪問する時は、私たちも緊張しますし、相手も「どんな人が来るの だろう?」など考えながら構えていることが多いのです。ですから、最初の...
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家事援助

家事援助とは掃除、洗濯、食事作り、買い物などを援助することです。 利用者さんが出来ない部分を補います。 どの項目も、利用者さん毎に方法も、手順も異なります。時間帯で決められているところもあれば、その都度指示を出してもらい行う場合もあります。 具体的にどんな方法が良いのか内容ごとに分けて書きます。 掃除 掃除機、雑巾がけなどその家の方法を聞き、決して自己流で行わないようにするどの場所をやるのかなども確認する(居室、トイレ、風呂場等) 洗濯 洗濯機の使い方、色柄物の区別、下洗い、柔軟材の使用、干し方...
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食事介助

人間にとって食事は生命を維持するのに欠かせないものです。 同時に それぞれ培ってきた食習慣に従って、五感で味わい食事をすることや 楽しみや満足感を得ることによって気分転換や生活にリズムをつけることにつながります。 <食事介助における観察・留意点> 1食習慣・食事制限・食事に影響を及ぼす身体機能や障害の有無を把握 ・食習慣   → 嗜好、食事回数、時刻、内容、量、所要時間・食事制限  → 医師からの食事制限の有無(減塩、カロリー制限など)・身体機能  → 麻痺や障害の程度、歯の欠損、嚥下反射の低下...
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清拭

身体の清潔を保つためには入浴がもっとも望ましいですが、体調によって入浴できない場合もあるので、清拭によって身体の汚れを取り除き、清潔を保ち感染を予防することにもつながります。また、タオルで皮膚を刺激し摩擦することは血行を良くし、じょくそう予防にもなり、全身の皮膚の状態を観察する良い機会にもなります。 準備するもの 1バスタオル 浴用タオル2~3枚 2お湯を入れるバケツ 汚水用のバケツ 3熱いお湯を入れたポットまたはやかん 4清拭剤 着替え ※お湯の温度は、50℃~60℃にしてタオルを絞る時に熱く...
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入浴介助

入浴は身体の清潔を保つだけではなく、全身の血行を良くし精神的に安らぎを与える。 じょくそうや湿疹などの全身の皮膚の観察も出来るが利用者にとって身体的に負担がかかり、浴槽も滑りやすく危険を伴う事もあるので、入浴前後の観察を十分行います。 観察 1体温 平熱かどうかを確認 2脈拍 普段と変わりがないか 3呼吸 正常か、息苦しさはないか、咳をしてないか 4血圧 普段の値と違いはないか 5体調の変化 めまいや頭痛はないか 6皮膚など全身の確認 かゆみや赤み、痛みなどないか 7本人の訴え 本人や家族に変わ...
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